【ここるんが行く】オーテピア高知声と点字の図書館に行ってきたよ!
音声再生機器「プレクストーク(PLEX TARK)」で声の本を体験!
オーテピアの1階にある「声と点字の図書館」は、目の見えない人だけではなく、高齢や病気等で小さい字が読みにくい人や、集中して文字を読むことが苦手な人、本を持つことができない人など、誰もが本の楽しさに触れることができる方法や工夫がいっぱいのバリアフリー図書館なんだ。
大きな活字の本や、文字の色を白黒反転したりして見えやすくした本を紹介していたり、点字の本、手で触れると絵の形が分かるさわる絵本、本の内容を音声にした「声の本」の録音図書や※マルチメディアデイジー図書もあるんだよ。こうした本はバリアフリー図書っていうんだって。
声の本を読み上げてくれる「プレクストーク(PLEXTARK)」という機器や、文字を拡大する機器(拡大読書器)もあって、それぞれの見え方に合わせてゆっくりと本を楽しめるんだよ。他にも点字を打つ体験をできるコーナーや、視覚に障害のある人を助ける道具の紹介コーナーもあって、障害がない人もバリアフリーを理解するいいチャンスになるよ!
図書館では録音図書は10万タイトル、点字図書は23万タイトル以上が利用できるんだって。
点字の本・声の本は、たくさんのボランティアの方の協力によって作られているんだ。図書館の奥には、ボランティアの方が本の内容を点訳(点字にする)をするスペースや、音訳(音声にする)をするスタジオもあるんだよ。点訳・音訳ボランティアの養成講座も毎年開講しているんだって。
オーテピア高知図書館と協力して、誰もが読書を楽しめるよう、バリアフリー図書やプレクストークなどの再生機器をセットにして貸し出す「さくらバリアフリー文庫」のサービスも行っているんだ。福祉施設、医療機関、特別支援学校などに貸し出しをして、喜ばれているんだって。県内どこでもバリアフリー図書や再生機器・タブレットの貸出をしているから気軽に問い合わせてみてね!
※音声と一緒に、文字や画像が表示されるデジタル図書
ルーペもいろいろなものがあるんだね 大きな文字は、お年寄りにも見やすいね この日は市役所の職員さんたちがバリアフリー図書について学んでいたよ 地図も触って確認できるよ! 本のページを拡大して見ることができるよ 職員の脇水哲郎さんは視覚障害者。利用者の気持ちに寄り添っているよ。 脇水さんは、点字を打つのも読むのも得意! 副館長の青木照子さんと一緒に! 文字を読みながら音声も聞けるマルチメディアデイジーも体験したよ
オーテピア高知 声と点字の図書館
高知市追手筋2-1-1
TEL088-823-9488
FAX088-820-3218
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
毎月第3金曜日(8月および祝日を除く)
8月11日(山の日)を含む4日間
12月29日~1月4日
開館時間:火~金:9:00~20:00、
土:9:00~18:00(7・8月は20:00まで)
日・祝日:9:00~18:00 https://otepia.kochi.jp/braille/