ここるんが行く!【藁工ミュージアムに行ってきたよ!】

高知市北金田、江ノ口川沿いにある「藁工ミュージアム」。

水切り瓦と白い漆喰壁が印象的な蔵のような建物は、昔は藁を保管する倉庫として使われていたんだよ。2011年に開館し、今年は10周年!障害がある人もない人も、みんながアートに親しみ表現できる地域に根差す美術館として、地域の人たちが課題だと感じていることをテーマにした展覧会を開催したり、身近にあるもので工作する場をつくったり、知的障害や精神障害がある人たちがアートを通して社会とつながる場所を目指して活動してるんだ。

この10年で一番反響が大きかったのは、今年の11月19日~12月2日に開催された「第1回藁工アンパン アートバザール」。作家が自分の好きな場所に好きな形で自由に作品を展示できる「アンデパンダン」というスタイルで開催したんだ。全国から76組1,740点の作品が集まったんだって。学芸スタッフの松本志帆子さんが館内を案内してくれて、素敵な作品をたくさん見てきたよ!アーティスト同士の交流や、アーティストとお客さんの交流も活発で、作品を買うこともできて大人気の展覧会だったそうだよ。たくさんのお客さんが来ていて、みんな楽しそうだったよ。

来年の1月5日~23日は、精神障害者の美術作品を通じて、精神障害への理解を深める活動をしてきた「こころに平和を実行委員会」の活動を紹介する展覧会があるんだって。1月16日には版画でカレンダーを作るワークショップもあるそうだから、楽しみ♪ぜひ行って見てね!

■藁工ミュージアム

高知市南金田28 アートゾーン藁工倉庫

開館/10:00~18:00(最終入館は17:30)

休館日/火曜日、12月30日~1月4日

TEL・FAX 088-879-6800

https://warakoh-museum.com/